2019年1月29日火曜日

ドラマ相棒season17 11話と12話 いっきにまとめ

「相棒season17-11 密着特命係24時」

前回、元旦スペシャル一色にしてしまったので、今回はあらすじ・ネタバレでーす。

<あらすじ>

内村刑事部長の働きかけで「捜査一課」に密着番組の取材が。

そこに弁護士の転落死の一報が入る。現場へ行くと、亡くなった男性の顔には赤いペンキがかけられていた。伊丹と芹沢はカメラを意識しながら捜査。

そこに特命係の二人が現れる。カメラマンは、特命係をクローズアップ!特命係が入ったことでお蔵入りとなってしまう。



右京はお蔵入りになった映像を青木から見せられ、その中に元警察官・立花が映り込んでいるのを見つける。

立花は、3年前の事件で犯人を正当防衛で射殺。
その後犯人遺族から告訴されていた。そのとき犯人遺族の弁護をしていたのが、転落して亡くなった弁護士だった。

右京は、この二つの事件に何かあるのではと、冠城と捜査する。

<ネタバレになります>

三年前の事件で正当防衛とされていたことが実際は違っていて、射殺した佐々木勇也は、刃物を持って向かってきてはいなかった。さらに、当時、佐々木勇也が殺害した女性・美沙は、佐々木の会社の脱税を知りお金をゆすり取ろうとして殺害された。

亡くなった弁護士の事務所に残されていた「謎の暗号」は、巨額の脱税を表すものでした。
亡くなった弁護士も「脱税」をネタに佐々木茂雄をゆすり、佐々木茂雄が弁護士を殺害したのだった。
くしくもその日は、佐々木勇也の命日。立花は佐々木勇也を殺害したことの罪滅ぼしとして刑事をやめ、墓参りを欠かさなかった。

自分が脱税していたのにも関わらず、「お前が勇也を殺したから俺の人生は狂った!」と弱みに付け込んだ佐々木茂雄。

立花は佐々木への罪滅ぼしだと思い、弁護士の遺体を運び、さらに自分が殺害したのだと罪をかぶろうとした。

まぎれもなく三年前も、今回の事件も「佐々木茂雄の傲慢さが引き起こした事件」だったのだ。立花は犯人ではないこと・三年間の事件の真相を話した。佐々木茂雄は脱税と殺人で逮捕となった。

<いつもとは違った視点から始まる11話>

これはこれで面白かったです。
青木の不敵な笑みを浮かべるところはパワーアップしていますね。
オールバック刑事とワイルド刑事というのも面白く・・・映像の音楽も合っていて。ナレーターの「真実は?!」というのもこれからドラマが始まりますよ~という期待感もあって、実際にこういう番外編があったら見ますね!

芹沢さんのスイーツ刑事って刑事として甘いという意味が変わってしまったような。どこか甘いマスクの刑事になっていました。

最後に右京さんが自分の<オールバック刑事>が嫌で「他にありませんかね~」と冠城さんに問いかけるところは可愛らしく、あれはアドリブか?!と思ったほどです。


今回の話の最後のほうで出る右京さんのセリフ「あなたは自分が犯した罪がどれだけ重いか考えることになりますよ」

このセリフ、右京さんの決め台詞のようで好きです(笑)

2019年1月22日火曜日

ドラマ相棒season 17 元旦スペシャル振り返り(ネタバレ有り)

<相棒season17-10 元旦スペシャル ディーバ


さて、元旦スペシャルの余韻がまだ残る方もいるのではないでしょうか。私もそうです。
振り返りまーす。ネタバレ注意です。


衆議院議員の敦盛の孫の慎の息子・樹が誘拐され、慎も負傷。慎の母は身代金目的なのではないかと敦盛の元へ行く。
慎は意識を取り戻したが、息子の父親については黙秘していた。
さらに、慎の母親は、敦盛の息子(すでに他界)と結婚していたが、慎の父親は別の人物で、敦盛と慎は血の繋がりはなかった。

ところが、樹のために奔走する敦盛。誘拐犯に言われるまま、シャンソン歌手・瞳子に手紙を読ませる。
敦盛家の後継者である樹を救うため、あれやこれやの要求に応えようとする。

瞳子に読ませた手紙の内容は「三雲生命の社員は自殺ではなく殺された」という告発文だった。
三雲生命では、社員教育と銘打って、業績の悪い社員への精神的・身体的ストレスを与えていた。
それを苦にした社員が自殺していたのだった。
三雲生命の件を追っていたジャーナリストは、暴力団へと辿り着くが、暴力団と所轄が仲良しさんで、G案件として片付けられていた。

要は、三雲生命のあやふやなお金の流れがありませんよ。不正な金の流れなんてありませんよと、証拠も何も残さない案件のこと。

G「ジェントルメンソシアルクラブ」はの毎月一回集まる懇親会のことで、敦盛を始め財政界の人物、警察の重鎮がメンバー。
衣笠副総監や甲斐峯秋、日下部事務次官も加入していた。

三雲生命の不正なお金の流れだけではなく、社員研修の件も、このG案件として隠蔽され、警察の圧力がかかり、三雲生命には立ち入りもなかったのだ。

それをいいことに三雲生命はやりたい放題、敦盛もやりたい放題だった。

敦盛の孫の槙は、敦盛の孫ではなかった。槙の子供・樹も当然、血がつながっていない。それを敦盛も知っていたが、血のつながっていないひ孫を「血がつながった跡取り」と言い切ったことに疑問を感じた右京。

それもそのはず、慎の息子の父親は敦盛だった。
敦盛が慎が本当の孫ではないことを知り、強姦し、それで授かったのが慎の息子・樹。
自分の息子は病気で亡くなり、実際跡継ぎは居なかったのだが、樹が自分の子供だということで奔走していたのだ。

さらに敦盛は、三雲生命の亡くなった3人のこともG案件として隠蔽工作を行っていた。

誘拐犯は、このことを知っていて、敦盛の悪事を明らかにし、裁かれることを目的としていた。

これを考えた人物は三雲生命で我が子を亡くした市原の家族・槙と槙の母親・そして神崎瞳子だった。すべてを明らかにし、敦盛に罪を償わせることを目的とした「自作自演誘拐」。

これによって、敦盛の悪事は明らかになり、事件は解決・・・・


<オリエンタル急行殺人事件を想起させる!?>


すべての人物が事件に関わっているというあたりや、敦盛に殺意を抱く人物像など、オリエンタル急行殺人事件を連想させました。
それだけに引き込まれ、事件解決まで見入ってしまいました。

<新旧・相棒の共演>


話題になっていた新旧・相棒の共演!
個人的にはもう少し長く見ていたかった!!
神戸尊の持つ雰囲気・冠城亘の持つ雰囲気の違いが分かり、やはりそれぞれに魅力があるなーと思いました。
颯爽とした神戸さんの色気よ!!健在すぎてびっくり!!冠城さんの渋さとどこかお茶目な色気よ!
二人の色気と魅力を満喫出来て、比較できる素敵な時間でした。制作の皆さん、ありがとー!!!

<今日の青木>

衣笠副総監に事前連絡し、副総監の危機を救った青木が、なんと特命係から移動!サイバーセキュリティーへと戻る!
あー、これはこれで特命係のしっくり感が戻ってくると思いましたが、いささか物足りなさも。なぜ戻したのか・・・この先が気になります。

<ここだけの話>


出産後、復帰が待たれていた・仲間由紀恵さん。復帰おめでとうございます!!
なんでも復帰に関して、夫の田中さんの協力が凄かったとか・・・不倫騒動のあと妊娠・出産を経て、これからが気になるものでしたが、復帰に向けての体つくり・現場へ持って行くお弁当作りや家事など、かなり協力し、相棒で完全復帰できるようサポートしていたそうです。

よかった。よかった。

さて一週間置いての相棒が楽しみですね~。あらすじ等は次回まとめてアップします。待っててね~。