「相棒season17-11 密着特命係24時」
前回、元旦スペシャル一色にしてしまったので、今回はあらすじ・ネタバレでーす。
<あらすじ>
内村刑事部長の働きかけで「捜査一課」に密着番組の取材が。
そこに弁護士の転落死の一報が入る。現場へ行くと、亡くなった男性の顔には赤いペンキがかけられていた。伊丹と芹沢はカメラを意識しながら捜査。
そこに特命係の二人が現れる。カメラマンは、特命係をクローズアップ!特命係が入ったことでお蔵入りとなってしまう。
右京はお蔵入りになった映像を青木から見せられ、その中に元警察官・立花が映り込んでいるのを見つける。
立花は、3年前の事件で犯人を正当防衛で射殺。
その後犯人遺族から告訴されていた。そのとき犯人遺族の弁護をしていたのが、転落して亡くなった弁護士だった。
右京は、この二つの事件に何かあるのではと、冠城と捜査する。
三年前の事件で正当防衛とされていたことが実際は違っていて、射殺した佐々木勇也は、刃物を持って向かってきてはいなかった。さらに、当時、佐々木勇也が殺害した女性・美沙は、佐々木の会社の脱税を知りお金をゆすり取ろうとして殺害された。
亡くなった弁護士の事務所に残されていた「謎の暗号」は、巨額の脱税を表すものでした。
亡くなった弁護士も「脱税」をネタに佐々木茂雄をゆすり、佐々木茂雄が弁護士を殺害したのだった。
くしくもその日は、佐々木勇也の命日。立花は佐々木勇也を殺害したことの罪滅ぼしとして刑事をやめ、墓参りを欠かさなかった。
自分が脱税していたのにも関わらず、「お前が勇也を殺したから俺の人生は狂った!」と弱みに付け込んだ佐々木茂雄。
立花は佐々木への罪滅ぼしだと思い、弁護士の遺体を運び、さらに自分が殺害したのだと罪をかぶろうとした。
まぎれもなく三年前も、今回の事件も「佐々木茂雄の傲慢さが引き起こした事件」だったのだ。立花は犯人ではないこと・三年間の事件の真相を話した。佐々木茂雄は脱税と殺人で逮捕となった。
<いつもとは違った視点から始まる11話>
これはこれで面白かったです。
青木の不敵な笑みを浮かべるところはパワーアップしていますね。
オールバック刑事とワイルド刑事というのも面白く・・・映像の音楽も合っていて。ナレーターの「真実は?!」というのもこれからドラマが始まりますよ~という期待感もあって、実際にこういう番外編があったら見ますね!
芹沢さんのスイーツ刑事って刑事として甘いという意味が変わってしまったような。どこか甘いマスクの刑事になっていました。
最後に右京さんが自分の<オールバック刑事>が嫌で「他にありませんかね~」と冠城さんに問いかけるところは可愛らしく、あれはアドリブか?!と思ったほどです。
今回の話の最後のほうで出る右京さんのセリフ「あなたは自分が犯した罪がどれだけ重いか考えることになりますよ」
このセリフ、右京さんの決め台詞のようで好きです(笑)