相棒season17も中盤に差し掛かり、さらに面白くなってきましたね。
17-9のあらすじに入る前に、振り返りで~す。
<相棒season17-8 微笑みの研究>
呪いで人は殺せるのかという右京さんの興味を引くような事件を「ワザとめんどくさそうに持ってくる青木」。
その青木の挑発に乗るような形で、というか興味津々で捜査に乗り出す右京さん。
このやり取りが面白おかしく見えてきましたね。
ちょっと不貞腐れた右京さんが可愛く見えてしまう(笑)
呪いで殺されたとされた教授とその周りの人間関係が複雑に絡み合って、結果、一番の被害者が、教授を殺した加害者になってしまった悲しい話でしたね。
始めは容疑がかけられた助教授・川村が呪いに見せかけて殺害したのでは?という流れでしたが、やはり違っていて。准教授・猪瀬が川村の心理を利用し、川村が準教授・高野の心理を利用し、高野が教授を殺害した。
川村は「エンパス」という人の気持ちに敏感な体質で(これにもいくつかタイプ分類される)、高野のマイナス感情や怒りの感情に振り回され、押しつぶされそうになっていた。
川村がエンパスだと知っていた猪瀬は相談に乗るふりをして、その怒りやマイナス感情に押しつぶされる前に、高野のマイナス感情・怒りの感情の原因となっている「教授を殺害させること」で高野を遠ざけられると心理的に思わせた。
猪瀬の巧みな心理操作に操られ、高野が教授を殺害するよう「事を整え、促した」。劇薬を自ら盗んで手に入れ、高野が購入できるようネットで販売し、高野がいつでも教授を殺害できるように整えた。高野は、劇薬がネットで高額で売られているときき、川村が出品した劇薬を手に入れ、教授を殺害!
川村は高野のマイナス感情から放たれた。と同時に、猪瀬は人は心理操作によって操り人を殺害できることを立証した。
教授を殺害した毒は、検視結果で見落とせるくらい跡が見つかりにくい(証拠が消えやすい)ものだったが、特命係の二人の捜査によって事件性があると判断され、高野の逮捕に至った。
こうしてみると、人間関係のドロドロはやっぱり嫌だと思ってしまいますね。こんな終わり方なの?と後味が悪いものでした。
ただ、二転三転させた内容には「おぉー!!」と思ってしまったのも事実です。
ここで事件解決って早くない?!と思ったら、やっぱりで・・・
久々に右京さんの毒舌&熱血説教を聞いたような。エンパスという体質も初めて聞きました。人の心の声が聞こえるのとはまた違うんですね。共感というほうが強いものらしく・・・川村のように、主にマイナス感情に引っ張られる方もいるようです。毎日、ネガティブなことを聞いていたら、メンタルやられるわ・・・
とここで思ったのが、特命係の二人との会話の時には「マイナス感情」が出ていなかったから、川村は怒ることも取り乱すこともなかったのかとびっくり!これは勝手な憶測ですが。。。どちらにしても、人の心を利用して自分が手を汚さない犯罪を立証するなんて許せん!!
ふぅ~。。。落ち着いたところで、次回のあらすじです。次回は熱くなりそうですね!
<相棒season17-9 刑事一人>
サルウィン共和国から働きにきていた外国人青年が死体で発見される(タイムリーな話!)
同じ飲食店で働いていた姉によると、最近外国人を狙った襲撃事件が頻発していると・・・
ところが。いつもなら事件を捜査する警視庁は手を引き、所轄のみの捜査となる。そこに伊丹が反発し、一人で捜査を始める。さらに、芹沢の頼みで、特命係の二人も捜査に加わる。
で・す・が!伊丹に圧がかかったり、身の危険を感じるような出来事に・・・
なぜ、捜査に圧がかかるのか!外国人が襲撃される事件が発生している理由に特命係と伊丹が迫ります!
仮面ライダーディケイドに出演中の伊丹刑事(川原さん)
<見どころポイント>
いやいやいやいや、来ましたよ~。サルウィン共和国!右京さんの初代相棒・亀山がいるところですよ!これはこれは「亀ちゃん、出ちゃう?!」と期待しちゃいますよね。
そして、伊丹の「正義」が発動する熱血回となりそうですね。
これは始めから最後まで見どころ満載間違いなし!
<今回の青木>
ひねくれながらも右京さんの興味を引くような「事件」を持ってくるところは、可愛らしくさえ見えてきました。温かい目で見続ける私がなぜかいます(笑)今回の青木は冒頭少しだったのが残念とさえ思えたりして(笑)
そろそろ元旦スペシャルへの序章が始まりますね。そちらに青木が大きく関わってくれないかなと期待しています。
その前に、水曜日の「伊丹刑事の正義」が見られる「刑事一人」楽しみにしましょ~。4話目の「バクハン」並みに期待しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿