2015年12月3日木曜日

ドラマ相棒 シーズン14第7話の感想と次回予告(ネタバレあり)

相棒シーズン14第7話 きもの綺譚 あらすじ・ネタバレ・次回予告


今回もミステリー感が満載でしたねー。勉強にもなりました。シーズン14になってから、ミステリーのものが多いなと感じるのは私だけでしょうか。

花の里の女将・幸子の持ち込んだミステリー。思う存分、楽しみました!
 

<あらすじ>

花の里の女将・幸子が身柄を拘束されたと連絡が来て、身元引受人として迎えに行く右京と冠城。

事情を聞くと、最近購入した着物のシミが気になり、胴裏を張り替えようと生地をみた。

するとそこには口紅で「いつかおまえがそうしたように、あたしもおまえを殺したい。でも、出来ない。もどかしい。。。幸子」と。

自分と同じ名前ということもあり、落ち着かず、元の持ち主のもとへと赴いたが、どう切り出したらいいのかわからないままマンションの周りをウロチョロしていたら、マンションの住人から不審者として通報されたのだという。

そこで右京と冠城は、持ち主だった上條愛(演:西原亜希)に会う。彼女には双子の姉の幸子がいた。

幸子に会って、話を聞くと「ポエム」だという。けんかしてつい書いてしまったと。しかし、右京は二人の言動や行動に引っ掛かりを感じた。

愛・幸子に感じた引っ掛かりとは?!そして着物のメッセージに隠された意味は?!

<はぁ・・・勉強になりました>

オープニングで女将の幸子が「私に前科があると知ったら、態度が豹変したの」と。それに驚く冠城。確かに知らなかったことですしね。前科をそんなベラベラと話すことでもないですし。。。でも!幸子の前科を見たら確かに、身柄拘束してしまいそうです。

冠城のことを眼中にも入れず、冠城に強い態度!さすが、姐さん!!

さて、今回の話に戻るとして、、、確かに愛と幸子の二人の行動には、見ていて不思議を感じました。愛が幸子のことを話す。これです。


今はスマホがあるので、幸子に連絡して直接話を聞いてもらったらいいのにと思ったのです。そして幸子の性格。本当に愛と幸子の対照的な性格。そしてのウィッグ。

見るからにウィッグでした・・・

そうそう、解離性同一性障害・多重人格って、本人の人格を含めて三人以上の人格が、一人の人間の中に存在することをいうのですね。てっきり二人でも解離性同一性障害だと思っていました。

戸籍で双子なのに、解離性同一性障害?!

さて、事件解決へといきましょう。

<事件の解決>

今回は事件解決というよりは、ミステリーの解決でしたね。双子の愛・幸子は確かに実在していました。5歳までは・・・5歳のとき、入浴中に起きた事故で幸子は亡くなっていたのです。

しかし、その事実を愛が知ったらどうなるかと母親が、愛の身を案じ、救急車を呼ばなかった。そして幸子の遺体を近くの山林にと・・・これは遺体遺棄という罪に当たります。


そして周りに幸子がいなくなったことを気付かれないように、引っ越しをしたのです。ところが、それから間もなく、愛の中に幸子の人格が出てきた。

そこで、母親は愛・幸子と両方が生活出来るように、幸子が亡くなったことを知られないように、学校も二か所手続きするという徹底ぶり。

それもあり、だれも不思議には思わなかったのだ。愛・幸子は、学校を休みがちな子供としてしか映らなかった。


しかし、今回の着物のこともあり、幸子は実在せず亡くなったことが、明るみになった。遺体遺棄に関しては、もう時効だと伝える右京。しかし、幸子が生きたままにしておくことは良くないと。。。


それはそうですよね。事実は事実として・・・ってこれで終わりではなかったのです。解離性同一性障害は、本人を含めて三人以上の人格が存在する。

あれ?一人足りない。って、ヒントは愛の弟・りくが教えてくれていましたね。りくと同じ年の「じゅん」という人格が存在していました。三人で折り合いがついているので、もう少しこのままでいるという愛。


そして、「じゅん」の存在を母親は知らないと。どこまでいってもミステリー。

私としては、「愛・幸子・じゅん」の三人がいるという事実を受け止めている弟のほうを心配してしまいます。

はじめは、弟も解離性同一性障害なのかと思いましたから。

本当に勉強になった、7話でした。


<次回のあらすじ>

「タイトル未定」
人気漫画家・箱崎のマネジメント会社の社長・原田が殺害される。現場は特徴的で、遺体の近くには花びらが散らばっていた。


その現場がSNSでアップされ騒動になる。その殺人現場。原田が殺害された状況などが、発売前の箱崎の漫画のラストシーンと全く同じだということが分かる。


「天才漫画家が殺人を予告した」と話題を呼ぶが、実はこの箱崎の大ファンである米沢は気が気じゃない。箱崎に疑いの目が向かないように、捜査をしてほしいと特命係に依頼する。

もちろん、興味を持った右京と冠城は、さっそく箱崎に会いに行く。ところが、箱崎は車いす生活を余儀なくされていた。

なぜ、箱崎は事件を予言することができたのか・・・

またまたミステリー感たっぷりの事件に、右京と冠城が挑む。

<ちょこっとプラス>

冠城は、花の里の女将と右京の関係を気にする。

そこ!私もです!幸子が「夜も眠れず寝不足・・・」という話をしたら、なぜ右京までもが「僕の寝不足の解消のためにも」ってなるのー???これってってちょっと思いました。


右京と冠城の間柄も、ずいぶんと変わっていきますねー。お互いにズケズケと物を言い合いながらも、笑顔というか、これってじゃれ合い??毎回のラストで交わされる二人の会話や、普段の会話といい、結構好きなのですよね。


それにしても、冠城が人の車に乗った時の落ち着きのなさ。この謎は今後明らかになるのでしょうか。

そして、冠城の名札ですが、削ったことがどうのよりも、冠城に名札からの「特命係」へのカメラワーク!もしかして芹沢が言っていたように、本当に特命係の人間になっちゃうんじゃないのー??これからの展開、事件だけじゃなく冠城のことにも注目です!





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