2015年12月22日火曜日

ドラマ相棒シーズン3 第2話 双頭の悪魔2 片山雛子の怪

相棒シーズン3 第2話 双頭の悪魔Ⅱ 堕天使


シーズン3の初回から3回までは連続しています。

片山雛子の表と裏がよく分かるストーリーです。


前回の双頭の悪魔の続きとはなりますが、

あらすじから振り返ります。





<あらすじ>

前法務大臣・瀬戸内(津川雅彦)自首の目的は、

あえて自らが沢村補佐官を殺したと名乗り出ることで

警察を動かそうとしたのだった。



怒った朱雀官房長官は、瀬戸内と通じている小野田を降格。


首相官邸に盗聴器が仕掛けられていたという事実を

確認するために、鹿手袋に確認をとる右京。


鹿手袋はたまたま首相官邸からの電波を傍受したという。


その声が朱雀官房長官だったことから、

首相官邸に盗聴器が仕掛けられていることを知ったのだ。



右京は、その事実をもとに秘書官と会い

盗聴器が仕掛けられていたこと、

仕掛けられた部屋を知る。


しかし、なぜか閣議室には仕掛けられていなかった。


右京はどうしても気になり、疑問を持つ。


そこで、もう一つの疑問が。。。



なぜ、鹿手袋は「片山雛子」をマークしているのか。

ほかにも何かの情報を握っているのではないか。。。

鹿手袋の握っている情報とは。



<捜査は展開をみせる>

と大きくいいたいのですが、

ここでも「もしかして・・・?」

というニュアンスのものが多くて。。。

やはり中盤なのねと思いました。


しかし、初回と違って、一時間なので

思った以上の展開に濃い一時間でした。


亀山は相変わらず美和子と揉めています。


というか、別れることになっちゃいましたね。


この経緯も記憶があやふやだったので、すっきりしました。

それを心配し気遣うべきかどうかをたまきに相談する右京。

やはり恋愛のことに関しては苦手のようです。


それだけに、右京とたまきの出会い・

結婚・離婚について興味が沸いてしまいました。

なかなか不思議な関係なのですよね。やはり。


そしてなぜか亀山は特命係にいて、

右京の相棒として動きます。

この時は、まだ亀山は麹町東署に籍があるのです。

勝手な行動をしてもいいの?と思うでしょう?



「坊主とエリートは大嫌い」という亀山の上司の承諾を得て、

右京と捜査をしているので、そこは安心!



大河内から右京への圧力を聞き、

クビになるかもしれないと聞いて

右京を止めるはずが、

加勢しちゃったところが亀山っぽい!


クビになる前に事件を解決したらいいんだと

単純に動くところいいですねー。



右京を止めようとしても、

無駄だとわかっているから出来た決断でしょうね。


右京は一話目で「そろそろいきますか」

といったくらいなので、止まるはずがない!


そして、亀山に右京がクビになるかもしれないと伝えた大河内も、

右京がクビというのは嫌だったのでしょうね。

愛を感じます(笑)


捜一は自首してきた瀬戸内が犯人ではないと分かったことで、

捜査資料はいらないと、米沢に処分を頼む。


それを米沢「リサイクル」と言って特命係に持ってくる。


ここでは吹き出しちゃいました。

リサイクルってこういうこともあるのねーと。


捜査資料に亀山の加勢もあり、

捜査は少しずつ進展。

鹿手袋の握っていた情報も分かる。


片山雛子と朱雀官房長官の関係。

愛人で機密費を流用しているのだと。



それをド直球で片山雛子に聞いた後で刺された。

だから余計に事実だと確信したのでしょうね。

鹿手袋を刺したといわれる関西なまりの男が逮捕されたが、別人。

実は片山雛子の秘書「小松原」が裏から手を回し、

雛子を守るためにやったことだった。



このときの片山雛子の怖いこと!!

「あなたが生きていうちは、ずっとハラハラしていなければいけないのね」って!!


まさしく「死んで」と言っているようなものではないの!?

このときの片山雛子のセリフと表情には鳥肌が立ちました。


しかも、その秘書は父親の代からの長年の秘書。


その人に間接的にでもしっかり「死ね」と言っちゃうおそろしさ。


このときから、自分の身に起きたことを

糧にする女性になっていたのですね。


本当に、こわいです。。。



小松原は、忠誠心の塊ですね。

自分のしたことで片山雛子を追いつめてしまったらと

考えて自殺してしまう。


そこまでする!?


と思いながら、実際の政界はこうでないことを願ってしまいました。



鹿手袋の事件も、うやむやに終わりましたが、


首相官邸の盗聴器・沢村補佐官の事件の解決はまだ先のようです。




<瀬戸内と小野田>

二人を見ているだけで、相棒の歴史を感じました。

シーズン3から、ずっと関わっている二人。

小野田に関してはエリート街道を一度も外れることなく

官房長になったのかと思っていました。


しかし、ここで一度降格しているんですね。

今まで何気なく見ていたから気づきませんでした。


朱雀官房長官が瀬戸内と通じている小野田を

降格させるということで、

小野田が官房長になってからも、

瀬戸内との約束・繋がりなどを

大事にしていた理由もわかってきました。



やはり、二人は大物ですよね。


その二人が「右京」を敵にまわすと怖いというのは、

右京の大物だということなのでしょうね。


今回の話は、それぞれの力と、

大物ぶりをそれぞれに感じた回でした。


真相は次回で!!

お楽しみに!!



0 件のコメント:

コメントを投稿