相棒シーズン6 第16話 悪女の証明 片山雛子
片山雛子第二弾!
悪女の証明!
片山雛子はちょいちょい出ていて、
それをすべてピックアップするのは元旦まで間に合わないと思ったので、
片山雛子がクローズアップするようなストーリーでピックアップすることに決定!
本多篤人のこともあり、前後することもありますが、そこはご了承ください。
シーズン6の第16話では、一度は大臣政務官にまでなった片山雛子ですが、
同僚によって降格しています。
それでも、勢いそのままの片山雛子が思う存分見られるものでした。
<事件が起こる>
山浦事務次官の部下である、外務省職員の草葉課長が、ビルの非常階段から転落しするという事件が起こる。
非常階段の手すりの跡から、自殺や事故ではなく他殺だとわかる。
亡くなった草葉課長は、外務省の不正経理のことで奔走していた。
しかも、草葉は誰かと待ち合わせをしていたらしい。
その時刻、山浦と対立していると言われている、
片山雛子は「平成未来派」の講演中。
片山雛子は何も関係ないのか?
なぜ、ビルの手すりから転落したのか。
特命係が真実を明らかにする。
実力も地位も上がって、強い中にも女性の艶っぽさを感じさせる片山雛子に注目!
<やはり片山雛子は、したたかなのか?>
片山雛子はどこまで行っても片山雛子。
強気の発言、凛とした態度、清廉潔白を保ちながら、裏での工作。
本当に凄い!とただただ感嘆。
今回の事件も、すべて知っていての動機だったのかと思わせるくらいの手回しに、
本当に瀬戸内や小野田を見ているようでした。
もしかしたら、片山雛子のほうが一枚も二枚も上だったりして!?
一度は縁が切れたであろう、鹿手袋をうまく使い、
敵対している人物を利用し自分の地位を上げていく。
どこまで行くのかなーと楽しみでもあります。
<捜査>
事件のある所に「特命」あり。
捜一が米沢に「特命を呼んだりしていないだろうな。最近は確信犯のような・・・」
と言っているそばから、屋上から手招きする右京の姿。
「寒いんだから冬眠していろよ、亀」って伊丹の毒舌も絶好調!
でも、特命が見つける小さなきっかけが事件の突破口になることもあるのだから、
邪険にもできませんよね。
手すりの跡も、みつけたのは特命でしたから。
その右京「久しぶりに彼女に会ってみたいとは思いませんか?」って、
ウキウキしていましたねー。
そりゃそうですよね、前回「ますます興味が沸いた」というほどの相手ですから。
もちろん、片山雛子はアリバイをさりげなーくアピール。
しかし右京は、片山雛子が事件に関係していないにしても、
公演中のスライド説明に違和感を覚える。
それは、片山雛子はスピーチにその日の新聞の記事を引用し、
場を盛り上げ、注目させることが得意の人物。
しかし、スライド上映中にはそれが一回もなかった。
しかも、自分の講演であれば触れるべきところにも
触れずに終わったのだ。
ここで、右京は片山雛子が会場にいなかったのではと推理する。
その右京の推理通り、片山雛子は会場から抜け出していた。
しかし向かったのは、自分が控室に使っていたホテルの一室。
そこに行くまでに、特命係に「千代田千代子」からの手紙が。
中には写真が入っていた。
これが片山雛子が無実だということと、
犯人はだれなのかを示すものとなった。
<解決>
片山雛子にインタビューをしていた女性、加藤倫恵。この女性が犯人でした。加藤は、山浦と深い仲にあり、片山雛子を罠にはめようと、山浦に協力していた。
そして、その不正情報などは、草葉課長から受け取っていた。
草葉課長は内部告発者で、片山雛子にデータを渡そうとしていた。
しかし、それは偽物。
しかも草葉は、非常階段で加藤が山浦と一緒にいる現場を目撃する。
それに動揺し加藤に詰め寄った。
そこでもめて、加藤が押し、そのまま転落となった。
そう、千代田千代子の送ってきた写真は、山浦と加藤写真だったのだ。
解決だけ見ると、片山雛子は何もしていなかのよう。
そうなのです。
これが彼女の上等手段。
加藤にも憐みの言葉をかけ、
いい弁護士を紹介するからと凄く献身的なものを周りには見せ
「あなたもあの男に利用されただけでしょ」と加藤に耳打ち。
この助言もあり、事件は痴情のもつれによるものとしか報道されなかった。
この16話でも右京は
「身の回りで事件が起きるたびに、それを逆手に取りまるで糧にするかのように大きくなっていく人物」
と片山雛子のことを言っている。
この事件が明るみになったあと、片山雛子が記者会見を開いた。
「同じカードでも出す順番によっては、イメージが変わる。」
と右京が言うように片山雛子はうまく利用し、
自分の印象をあげた。
しかも、鹿手袋を使って写真を撮らせて!!
この根回し。
カードの切り方。
うーんさすが、片山雛子。
もうどうしたら、あんなに強気な中に色っぽさまで出せるのよー。
と思いながらみてしまう私なのでした。
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