2015年10月16日金曜日

相棒14初回放送について思うこと(ネタバレあり)


[フランケンシュタインの告白]

西多摩刑務所で、受刑者・美倉が刑務官・田代を刺殺する事件が起こる。田代は受刑者たちから慕われていたなええぜ、美倉は田代を殺したのか。取り調べで美倉は「梅津さんは田代に殺されたと、梅津さんの幽霊が教えてくれた」と。梅津は西多摩刑務所での服役中に病死。美倉と梅津の接点はなく「幽霊に教えてもらった」という美倉の供述に警察も当惑する。




<始まりました!相棒season14>

オープニングのBGM、やはり相棒の性格が出ているものでしたね。スタイリッシュでおしゃれに、チェスで同等に張り合っているのかと思いきや、冠城の攻撃をうまくかわす右京・右京の攻撃をまともに受ける冠城。思わず笑ってしまいました。



期待していた二人の出会いは、ごくごく自然でしたね。特命係のあの部屋で、こんにちは。それにしても右京は、ロンドンに永住もいいですねとか言って、いつの間に帰ってきたの?そしてごく自然に紅茶を淹れている。あまりの自然さに、ワンテンポ遅れてから「あ、お帰りなさい!!」でした。


事件の話をする右京と冠城は、どちらも子供のようにワクワク・きらきらした冒険心のある瞳で、自論を言い合い、同等に張り合っている面白さ。それにしても初対面の右京に、ズケズケと物を言う冠城は新鮮でした。
いつもは反対で、右京が相手をムッとさせる。しかし今回は右京がムッとする表情が見られて、新鮮さと、可愛さを感じました。しかも、冠城が「右京さん」と呼ぶ速さは、今までの最速です。なかなかの人ですね、冠城亘。


冠城の頭の回転の速さと行動力には、右京さんとかぶるものがありました。事件捜査での役割分担は決まっていて、冠城が捜査の口実を作り、右京が捜査を始める。そして自論をぶつけあう。
どこか似た者同士が相棒になったような、、、これからの二人の化学反応に期待!!

<安心のレギュラー陣>

伊丹は伊丹のまま、相変わらず。芹沢も相変わらずのヘタレぶり。米沢の、右京に会うと口が軽いというか、口がうずうず。「花の里」の幸子の居心地の良さ。大河内の口調。あー、これこれ。これがないと相棒じゃない。

ただ、角田課長の「暇か?」は「お暇ですか?」に変わり、自分でコーヒーを淹れていましたね。
そしての甲斐峯秋。次長から官房長付に。。。やはり少なからず息子・享の影響は受けていたのですね。

ここで気になったのは、今まで官房長付きだったのは神戸尊。神戸はどこへ行ったのでしょうか?!気になるー!!
こまかい事が気になってしまう、僕の悪い癖。なーんて。

<事件解決>

刑務所内を捜査するというのは、今まで一度もありませんでした。しかも一カ所で事件を解決していく。だからでしょうか、刑務所内と言う、なかなか知りえないことが多い場所だからか引き込まれて見ごたえがありました。

結果としては、刑務官が関わってこの事件を引き起こしたものでした。そこまで行くには二転三転する展開に、中だるみはありませんでした。ただ冠城の狙いには、なーんだというものでしたが、やはり初回スペシャルは一筋縄で解決するものではありませんでした。

美倉は刑務官・増渕にだまされて、田代を殺害。幽霊を見たわけではなかったのです。ただ、梅津は心臓発作を利用して自殺(梅津に熱心に教誨していた住職が関与)。ここに西多摩刑務所の刑務官同士の憎しみ・妬み・葛藤が入り組んでいました。

幽霊のトリックは、右京がみごとに見抜きましたね。あのシーンで、これこれこのメンバーがいないとと思ったのは私だけではないはず。



<次回のあらすじ>
冠城が、ある組織を調べていると聞き、右京は冠城に興味を持ち周辺を調べる。
冠城は、旧友(元埼玉県警の刑事)が亡くなったことが自殺で処理されたことに疑問を持ち、独自捜査をしていたのだった。右京は県警が関わっていることを知り、冠城と捜査を始める。

元刑事の死と県警。警察と言う巨大組織を相手に、右京・冠城コンビが、特命係の同居人から「相棒」となって事件解明へ動きます!!

<ちょこっとプラス>
今回、冠城が常飲しているものが分かりませんでしたね。角田課長に「コーヒー、持って行ってください」だったのに、右京には「モーニングティーは歓迎します」
もしかして、紅茶ですか?!

日下部次第で、いつまで特命にいるのか分からないところ。冠城は「気のすむまで」と言っていましたが、やはりこのシーズン14だけなのか?

これから明かされていく「ちょこっと」気になります。

冠城の車はスカイライン。人の運転は苦手。女性関係は。。。これもちょこっとプラス。
冠城の愛車


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