2015年12月23日水曜日

ドラマ相棒シーズン3 第3話 双頭の悪魔Ⅲ 悪徳の連鎖 片山雛子と右京対決

相棒シーズン3 第3話双頭の悪魔Ⅲ 悪徳の連鎖


片山雛子の初登場の回も、とうとうラスト!

今回も一時間の中での凝縮されている内容に

見応えがありました。

真実が明らかになった「双頭の悪魔」・悪徳の連鎖の始まりですー。


<前回からのあらすじ>

沢村補佐官の遺体が発見され、自殺として落ち着くかと思われたが、

瀬戸内が殺害したのは自分だと自首してきたことで、振り出しに戻る。


右京は、瀬戸内と沢村の仲を知りますます事件に興味を持ち捜査をする。


瀬戸内の振る舞いに怒り、

瀬戸内と仲がいい小野田を降格させた

朱雀官房長官



そして朱雀官房長官の愛人と噂されている

片山雛子の周りをウロチョロしていた

院内紙ライターの鹿手袋が刺される。



鹿手袋は、首相官邸に盗聴器が仕掛けられていた

という情報以外にも、重要な情報を持っていた。


父の地盤を継ぎ活躍している片山雛子は、

朱雀官房長官の愛人。


しかも、多額の機密費を手にしていた。


鹿手袋はその情報を握っていた。

片山雛子の身を案じていた、秘書の小松原。

小松原の息がかかった男が、鹿手袋を襲ったのだった。



このことが公になり、片山雛子に傷がつくことを恐れた小松原は自殺。

事件は闇に葬られる。


その頃右京は、沢村が朱雀官房長官と

片山雛子の関係を知ったため、

自殺に見せかけ殺害されたのではないかと推理する。




亀山は犯人は、朱雀か片山かというが、


朱雀にはアリバイがある。


かと言って、女性一人が出来ることではない。


沢村はだれにどのように、なぜ殺されたのか。。。


<片山雛子の存在感たっぷり>

一話目から、片山雛子の存在感はたっぷりと感じてきましたが、今回はさらにでした。




秘書の小松原の死を、瀬戸内と偲ぶ席で「犠牲によって守られる人ほど尊い。」

と言ってみたり、自分が政界にいることが失敗だったかどうかはのちのち。。。

と意味ありげに言ってみたり。。。



今度の元旦SPでも立場を考えると、この考えは間違いではなかったのねと納得。


小松原から、鹿手袋のことで片山雛子を守るために自殺するという遺書を受け取った瀬戸内。


ここで、片山雛子の議員辞職を願ったが、これは心の中にしまうことに。


自分にとっても、これを公にすることはできないと判断した。

そう動かすようなことを言ったのは、片山雛子。



ラストで官房長に「いつまでも難破船にしがみつくほどバカじゃない」と

当然のように言うあたり、魔性の女というか計算高いというか。。。



どうしたらそんな戦略家になれるのか指導を受けたいほどでした。



瀬戸内官房長に、秘書の小松原。そして小松原から依頼され、

鹿手袋を襲った人物。


全てが片山雛子の手の中で動かされていたように感じました。


この強さと女性としてのものと、羨ましく思えるくらいでしたね。



<亀山と美和子>

二人は別々の道を進むことになります。ここではね(笑)


「もっと早く美和子を幸せに出来たはずだろ」と、鹿手袋に殴られる亀山。

これって結婚のことでしょうかね。

そうだとしたら、今のコスパ重視で結婚しない男性に言ってくれー(笑)



ここで一つ、ある意味区切りがついたから、

そのあとの展開があるのでしょうね。


亀山は一途ですし。

本当に美和子のことを好きなんだなーとも感じた回でした。


それだけに「逃した魚」の大きさに気が付くのですよね。



<事件の核心>

解決出来たものと・出来ない曖昧なもの


首相官邸に盗聴器が仕掛けられていたこと。

これは官房長官に頼まれて、沢村が仕掛けていました。

だから、一話目の盗聴器疑惑は疑惑ではなく、沢村が仕掛けたものでした。


そして、加賀谷。実は加賀谷は「少女趣味」で、

そのことが原因で事件化しそうになったところを

官房長に助けられていたのです。

弱みを握られていたわけです。


ここで、加賀谷をだしたことで、沢村は自殺ではなく、

加賀谷に殺されたということ気づいていただけたでしょうか?


ところが、共犯がいたのです。

その人物は、盗聴器によって自分の愛人の存在が沢村にばれ、


しかも愛人が片山雛子だという弱みを握られたのです。


機密費の存在。流用も知られました。


ほんとうであれば自分の部屋には

盗聴器が仕掛けられない予定だったはず

しかし、沢村が裏切っていたのです。

そこに怒り、加賀谷を使って沢村を呼び、殺害に及んだのです。



はい、共犯は官房長官!


ただし、これにはアリバイを崩すことが必要でした。

そのとき、片山雛子が自身の口から「官房長官とは一緒にいなかった」と。


しかも、しかもですよ、官房長官と一緒でなかったことは、


ルームサービスのマッサージ師が知っているって!!


さらに追い打ちをかける「難破船」発言ですよ。

どこまで根回しができているのか。。。


これで沢村殺害の犯人は、加賀谷と朱雀官房長官と解決しました。


ところが解決していない事件があるのです。


ずっと、鹿手袋が追っていた「機密費流用」です。



この機密費は、他には知られていないお金です。


外国での人質解放の情報を集めたり、

犯人からの身代金要求に対して使われたり、

そのほかの外交に使われていると聞いています。


これには領収書がないので、

どこにだれが使ったか分からないと。。。


これが本当かどうかは定かではありませんが、

片山雛子に機密費が渡っていたという事実はどこにもなく、

謎のままで終わってしまいます。


これもあり、右京は片山雛子に益々興味が沸いたわけです。


ここから、片山雛子の出世が始まっていきます。


元旦SPまでに、片山雛子をクローズアップして、

そこまでのぼりつめた軌跡みたいな感じでリマインドできたらいいなと思っています。


余談ですが、小野田から加賀谷に「ヘビよりしつこい右京」と伝えていましたね。


ヘビに勝っても嬉しくないと右京は言っていましたが(笑)

本当に大抵の頼み事なら聞くのですねー。

覚えておきます。


元旦SPは!片山雛子だけじゃなく、

本多篤人のこともありますので、よろしくお願いしますー。


一緒に振り返っていただけると嬉しいです。


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