[ゲストはキーマン]
相棒の各seasonのゲストは初回でももちろん、のちのちキーマンになることがあります。今回もゲストが誰なのか気になるところです。振り返ってみると、各2~3人の場合が多いです。
<気になるゲストは>
井之上 隆志さんと、小柳 心さんです。井之上 隆志(いのうえ たかし)
ドラマ・舞台と幅広く活躍している俳優です。ラブジェネレーション・ドクターX~外科医・大門未知子・LEADERS・Woman・不便な便利屋と舞台にと出演しています。味のある、存在感のある俳優です。
小柳 心(こやなぎ しん)
バブルガムブラザーズのトムの息子なんですね。ふみともしんとして作家として活躍しています。ブラザートムの文才走っていましたが、息子さんの心さんもなんですね。作家だけではなく、映画・ドラマ・舞台・DVD出演と、こちらも幅広く活躍している俳優です。映画では俺はまだ本気をだしていないだけ・ごくせん・あしたのジョー。ドラマはごくせん(第3シリーズ)・黄金の豚ー会計検査庁・ストロベリーナイト。舞台にと活躍しています。
この二人がゲストと言うことで、初回ストーリーの刑務所内での亡霊がらみの殺人事件に、どう絡んでくるのかが楽しみです。年齢差のあるゲスト二人が、のちのちドラマに関わってくるかもしれませんよー。ちなみに井之上さんも、小柳さんも服役中の役です。
<そしてそしての準レギュラー>
season14の今回から新準レギュラーとして加わったのが、榎木 孝明(えのき たかあき)さんです。冠城亘が後ろ盾としている、法務事務次官に榎木孝明さんが決まりました。
冠城亘が法務事務次官を後ろ盾に、ムチャを通すというところからも、これからも重要なキーマンであることには間違いないようです。警察庁と警視庁は、犬猿の仲のような展開が何度かありましたが、今回もでしょうか。
相棒の面白さはこういうキーマンによるものもありますよね。それと、冠城と法務事務次官の関係は、どことなく右京と官房長官の関係を思わせるような気がしませんか?
なんせ、冠城の人事交流という口実を作ったのは、事務次官ですから。
<ゲストとレギュラー>
ゲストの存在があっての相棒の良さが引き立っています。さらに新しいレギュラー榎木孝明によって、警視庁と警察庁のかかわりがどうなっていくのか。これから相棒の二人だけではなく、周りの状況にも期待が膨らみます。初回だけではなく、二回目以降のゲストも、ドラマ「相棒」を引き立て魅せてくれます。ゲストが犯人だったり、仕掛け人だったり、被害者だったりと分かっていても、事件の解決までいくには簡単にはたどり着かない。トリックの裏の裏と、先の読めない展開にゲストはスパイスになっているのです。
相棒にとってのゲストは、のちのちまで関わることがあるのでチェックです。「花の里」月本幸子(鈴木杏樹)をはじめ、仲間幸恵・純名りさ・古谷一行と名だたる俳優・女優が、シーズンをまたいで出演し大きな存在感を強烈に残しました。
ゲストや新レギュラーに着目して見るのも、相棒の一つの楽しみ方ですよね。いつものレギュラーとのやり取りから得る事件の糸口もあったり、相棒の二人の存在だけではなく、いくつもの楽しめる要素があるからこそ、相棒の二人は引き立ち、視聴者を引き付け魅了し、目の離せないドラマとなっています。
人間味あふれ、シリアスながらもどこかコミカルに。1クールではなく2クールでの放送にも関わらず支持を得、愛されている「相棒」の理由が分かる気がします。
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