[正義感で突っ走るやんちゃな弟]
屈託のない笑顔とちょっと乱暴口調。正義感と情熱は人一倍で、突っ走ることもしばしば。右京とは相棒の中でも兄と弟のような間柄でした。ジレベストをよく着用し、カジュアルながらもきちんと見えるおしゃれは、育ちの良さをうかがわせます。
コートもショートのウールコートをよく着ている。始まりが唐突なら、卒業もショッキングな三代目。父親は。警察庁次長・甲斐峯秋。
<人物像>
言動はやや荒っぽく、勝ち気。正義感も強く洞察力もある。コーラや炭酸飲料を愛飲している。あまり活躍する場面はなかったが、絶対音感の持ち主。捜査一課に憧れがあったこともあり、伊丹・三浦・芹沢とも関係は悪くなく、特に芹沢からは可愛がられていた。
<特命係での活躍>
初代の相棒「亀山薫」よりも、事件に巻き込まれやすく、襲われて記憶喪失になったり、指名手配されたり、スマホを数回破損している。相棒の中では唯一、被弾している。右京との信頼は厚く、右京がピンチの時にはわずかな手がかりから、右京を救ったこともある。
<右京との出会い>
香港のバスで。甲斐享の彼女・悦子のフライトに合わせて香港旅行での、バスで出会ったのが最初の出会い。細かくいうと、悦子がロンドンのフライトのときに右京に会っている。バスで右京は悦子を見つけて、席を移動し話しかける。その隣にいたのが享だった。
享は、右京にいいイメージを持たなかった。おせっかいであれこれと聞いてくるところに、うっとうしさを感じたのだ。
ところで、右京さんは、どうして香港に?これはちょっとした不思議。
偶然にも出会ったことで、右京の相棒になるとは夢にも思わなかったでしょうね。日本に戻ってからも、右京のいい話を誰も言わなかったのだから、関わりたくないという気持ちのほうが強かったでしょうし。でも、こんな偶然の出会いは、必然と言われているので、相棒になることも必然だったのでしょうね。
<最初の事件>
香港総領事館での晩餐会に招かれた享が、銃の暴発事件に巻き込まれたことから始まる。隠ぺいしてほしいと言われたことで、悩んだ享。帰りの飛行機で、右京と再会しお互いに警察官だと知り、いつの間にか一緒に事件の捜査を始める。これが最初の事件。衝撃な始まりでしたよ。相棒になる人が、初回で右京と出会う前から、事件に巻き込まれているなんて。今までにない展開でした。しかも、これまた日本の警察が立ち入れないところと大きな舞台。
右京さんにしてみたら、本当に興味深い事件だったでしょうね。
この事件をきっかけに、享は右京の相棒となる。事件を解決したことで次長から評価され、享を特命係に異動させてほしいという希望を聞き入れる。右京から人事の希望をだしたのは初めてのこと。しかも指名。
はい、次長・甲斐峯秋は息子・享が警察官をやめることを願っていた。なのに、なぜ、同じ庁内の特命係に異動することを了承したのか。ここもだし、右京さんと享の最初の事件は、相棒season11の初回をぜひチェック!!
<最後の事件>
衝撃的なラストの「ダークナイト」が、悲しくも最後の事件となりました。この事件の記事に関しては<相棒season 13 最終回 ダークナイトとは>をみてくださいね。しかし今までと違ったのは、卒業が決まったシーズンの初回では、卒業フラグがあるものでしたが、今回はなかった。。。って思っていました。でも実は細かい演出で卒業フラグだしていたんですよね。
悦子との結婚話・峯秋との会食・関係・そしてヘアスタイル。このシーズンからなぜか前髪上げているとちょこちょこフラグがでていました。ちょっとしたフラグを見つけるのもドラマを楽しむものになっています。
仲間由紀恵がゲスト出演し、警視庁内の広報課と、特命係に異動できる立場であること、なぞが多いままで終わったこと。これが4代目相棒の予想候補に挙がったことも納得です。
直接の卒業フラグはなかったものの、憎いくらいの細かい演出でのフラグに、これからの展開を楽しみにと言われたようで目が離せませんでした。
オープニングのスモークの中の二人。。。
これもフラグだったの?!と想像・妄想が。。。
「まだ途中」の右京さんと享が言葉の通り、いつかまた2人の姿が見られることを期待しています。
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