2015年12月18日金曜日

ドラマ相棒に宝生舞が出演していた。シーズン6初回SPを振り返る

相棒シーズン6 初回SP 複眼の法廷引退された宝生舞さん出演



今はもう引退された「宝生舞」さんが出ている複眼の法廷。

何気なく見ていたら「宝生舞」だー!

とテンション上がってしまいました。


この年は、裁判員制度が施行されたあたりだったのでしょうか。


裁判員制度で一人ひとりにかかるプレッシャーに、

人の気持ちに渦巻くものを感じたSPでした。




<あらすじ>


速水巡査長が殺害される事件が起こる。

過去に速水巡査長逮捕されたことのある「塚原」が捜査線上に浮上。


塚原は銃刀法違反でその場で逮捕。

速水巡査長殺しの聴取もされた。

厳しい聴取の中で「塚原」は自白。

自白とともに使われたであろう銃も見つかる。



そして、裁判員制度が試験的に導入されることになった。


三雲判事(石橋凌)が裁判官となるもとで、

裁判が始まる。


裁判での罪状認否で、


塚原は犯行を否定。


裁判員の赤川の強い口調での質問するも、


今度は塚原の恋人・静香が大声で否定する。




裁判は中断し、その次の日「赤川裁判官」の遺体が発見される。



赤川裁判官の代わりに、新たな裁判官が入り、裁判は再開される。




民間の裁判員に何かあってはこまると、


暇していてこの裁判に興味のある「特命係」が警護にあたる。



裁判所には美和子と後輩の裕子(宝生舞)が取材に来ていた。


裁判員による量刑基準の話の中で、


ただ一人「死刑」を強くいう女性がいた。



周りがしり込みするのも関係なく、


その女性・翔子は意見を変えない。


右京と亀山はそんな翔子に違和感を覚え、

警護を辞退して周辺の捜査を始める。


翔子は、死んだ赤川とは会社の上司と部下の関係だった。


自分がお世話になっていた赤川を殺したのは、


塚原の恋人・静香だと思い込み

塚原を死刑に追い込み復讐しようとしたのだ。




では速水巡査を殺害したのは?


赤川裁判官は?


二つの事件の謎に、特命係の二人が挑む。



<裁判員制度の導入>


裁判員制度の導入により、

裁判前整理行われるようになり、

裁判そのものにかかる時間はかなり短縮されるようになった。


今でも裁判員制度のことは話題になっていますが、

今でもなじみがなく、それでいて負担の大きいものとなっている。



実際に裁判員制度が始まって何年もなるのに、

なぜか他人事に感じるのは私だけでしょうか??

裁判員制度に選ばれた人は情報を遮断。



ドラマと同じような環境なのでしょうね。


裁判員に選ばれた方の負担は想像できないな、、、確かに。




<三雲判事>

三雲判事は、シーズン6の最終話にも出てきますね。



三雲判事は、担当した裁判において

「立場の弱い側」に有利な判決を下すことが多く

マスコミには「司法の良心」とも。。。



三雲判事役の石橋凌さんは、俳優の前にバンドを組んでいました。


「ARB]というのですが、ご存知の方いますか?



リアルタイムでは私知らないのですが、友人の勧めで聴いて、


いやー、ハマりました!いい声なのですよー。


って話しがずれてしまいましたね。



<赤川裁判官の殺害>


これは事故ですが、、、犯人?は「田部井裕子」(宝生舞)でした。

町ネタ専門で記者として活躍していたのですが、

やはり野心があり、いつかはスクープを取って、

町ネタ記者から出たいという気持ちが強かったのです。



三雲判事から右京に渡された、


過熱する記者のリストに「田部井裕子」の名前もありましたねー。


そこから引っかかっていたんですよね。


その田部井裕子に、

同僚記者から「赤川裁判官」が裁判所から出てくることをメールで教えられる。


裕子は、赤川にこの裁判のことを何か聞き出そうとするが、


実際にこの行為は違反となることなので、


赤川は断り続ける。


それなのに、野心のほうが勝ってしまい、


執拗に赤川から聞き出そうとする。



そのときに赤川が足を滑らせて池に落ち死亡。


ボイスレコーダーもそのときに落とし水没させ故障したのだった。



<速水巡査長の事件の解決>


塚原は無実。


しかし、塚原の供述通りに出てきた殺害に使われた銃と同じ銃。


事件は振り出しに戻る。


そこで、なぜか亡くなった速水巡査長がだれも知らない

「警視総監賞」

を受賞することを知っている人物と、


速水巡査長に亡くなる直前に

会っていた人物が同一人物だと分かる。


それは、塚原の事情聴取に立ち会っていた

「辰巳刑事」だった。


辰巳は、警察官に課される


「銃の押収ノルマ」のクリアのために

偽装工作をしていたのだ。



以前に押収された銃を、

さも新たに押収したもののようにして

目標ノルマをクリアしていたのだ。



それはれっきとした犯罪。

そのことに速水巡査長は気づき、

辰巳に自分から上に言うように伝えた。



そして自分は警視総監賞を辞退しようかと思っていることを伝えた。

辰巳は、ばらされたら困るという気持ちと、

堅物の速水に嫌気がさし、速水を殺害したのだった。




なんとも言えない事件ですね。

二つの事件がつながっていると思って見ていた私には、

驚きの結末でした。



しかし、裕子も辰巳も、自分の欲望が

勝ってしまって起きた事件なのですね。。。



ちなみに、外に情報を流したのは「翔子」、

そして裕子にメールを送った人物は「三雲判事」。



しかし、三雲判事が送ったという事実・証拠が

ないため立件できないものとなった。



塚原は無実が証明され釈放。

新たに裁判員が選出され、

辰巳の裁判が始まるのだった。



実はシーズンの初回がSPだということを忘れて見てしまったのですが、


何度も見ているはずなのについつい最後まで見て、あーそうそう!こうだったー!と。。。


毎回のことながら飽きさせず楽しませてくれる相棒ですねー。





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